Q1. 市販のヘアカラーを使用して皮膚がかぶれてしまったのですが、ヘナなら大丈夫でしょうか?
パッチテストしていただくことをお勧め致します。ヘナは天然成分100%ですが、野菜や果物に反応を起こす方がいるように、ごくまれにヘナに反応(草かぶれ)を示す方もいらっしゃいます。ヘアカラーでかゆみや腫れを経験されたことのある方は、微量の化学染料入りヘナのご使用はお控え下さい。
Q2. ヘナは、どの程度の周期で使用するのが良いでしょうか?
一ヶ月に一度位が平均的でしょう。個人差はありますが、根元の白髪は日々伸びて目立ってきます。ヘナは薬草ですのでダメージヘアをいたわり髪にツヤ・コシ・ハリを与えます。短期間に何度使用しても全く問題ありません。
Q3. 白髪のない、若い人の黒髪にも使えるのでしょうか?
黒い髪の方が茶色系のヘナをお使いになると、元の髪の色よりどんどん濃くなってしまいますので、お勧めできません。黒髪の色を変えるには(市販の染毛剤のように)まず黒の色素を脱色することが必要ですがヘナにはそういう働きはありません。ヘナは草木染めの染料です。元の髪色にヘナの色が重なってゆきます。基本的に、オレンジブラウンは、黒い髪にはほとんど目立ちません。ただ、繰り返し使用するうちに黒髪もやや全体的にトーンアップすることがあります。また、ヘアカラーなどで傷んでいる髪には色が入りやすい上に、質の高いトリートメント効果も望めますので、ぜひお試し下さい。
Q4. ヘナシャンプー、ヘナトリートメントとは、どのようなものですか?
弊社でも、ヘナ入りシャンプーやトリートメントなど関連商品について調べてみましたが、実際には天然成分のみで染められる、納得できる商品ではありませんでした。
Q5. ヘナは、色落ちすることがありますか?
しばらくの間、髪が濡れると色落ちする場合があります。個人差もありますが、汗をかいた時やシャンプー後に髪が濡れた状態でお休みになると衣類や寝具などに色が着く場合もありますので、ご注意下さい。
Q6. 染めた色を変えたいのですが、どうすればいいでしょうか?
たとえばオレンジブラウンで染めて明るすぎると感じた場合、続けてその部分だけにナチュラルブラウンかライトブラウンNで染め直す事により落ち着いたブラウンになります。イメージどおりの色に染まらなかった場合、続けて染め直しても髪の毛は傷みませんが、現在染まっている色よりも、"明るくする"ということは、出来ません。
Q7. ヘナにデトックス効果はありますか? 髪だけではなく、体にもいいのですか?
ヘナは老廃物を出して皮膚そのものをきれいにする効果があります。髪にはもちろん、髪そのものが丈夫になったり、生え際の毛がどんどん増えてきて髪の量も増えたりします。身体では、顔にヘナを塗布して毛穴の洗浄の役目や、足の裏に塗布してかかとのひび割れを解消したりと髪以外に皮膚にいい作用があります。
Q8. 卵・コーヒーなどでヘナを溶くと、色が濃くなると聞きましたが?
卵では色は変化しませんが、多少染料の吸着が良くなり、トリートメント効果はあるかも知れません。ただし、当店のヘナは何も加えなくても、充分に高いトリートメント効果があります。それにオレンジブラウン以外のヘナに、これらを混ぜると染色力に影響を及ぼし、色が入らなくなる可能性がありますので、避けて下さい。コーヒー・紅茶の場合、種類によっては、逆に色味を薄くしますのであまり効果は期待できません。
Q9. ヘアカラーなどで髪がすごく傷んでいます。色を変えることなく、ヘナで髪のトリートメントできますか?
無色であるニュートラルを超ダメージヘアにたっぷり塗布し、1時間以上お好きなだけ放置して下さい。カラーリングした髪の色を変えずに、傷んだ髪を健康毛によみがえらせる効果があります。
Q10. パーマ施術後にヘナをすると、パーマのかかりが弱くなってしまうのはなぜですか?
パーマのウエーブを生かしたい場合は、先にヘナをしてから美容室と相談の上、サイズの小さめのロットで巻いてもらうなどして下さい。また、パーマの薬剤でヘナが色落ちする場合がありますので、約1週間ほど間をおいてパーマをかけられるのをお勧めします。逆にパーマ後にヘナをすると傷んだ毛髪や頭皮のケアをしてくれるので最適です。しかし、髪にハリやコシを持たせる効果がありますのでパーマのかかりが弱くなる傾向があります。
Q11. ヘナに品質保持期限はありますか?
開封後は半年以内の使用を目安とし、お早めにご使用下さい。開封後、残った粉はしっかりと袋の口を閉め、湿気のない冷暗所に保管して下さい。未開封のものでしたら、1年半ぐらいを目安とお考え下さい。一度水で溶いたヘナは、基本的には保管はできませんので、使い切るようにして下さい。
Q12. 妊娠をしている場合、ヘナを使用しても大丈夫ですか?
妊娠中の体は敏感であり、急な体調の変化も考えられますので、ご使用は控えていただくようアドバイスさせていただいております。天然成分100%なので基本的には問題ございませんが、どうしてもご使用になりたい方は専門の医師にご相談下さい。
Q13. オレンジブラウンを使用したら髪が真っ赤になってしまったのですが…。
白髪の量の多い方(全体の約15%以上の方)や一部分にまとまって白髪のある方には、派手過ぎてしまうことがあります。オレンジブラウンのヘナは、白髪がオレンジ系茶褐色に染まります。又、すでにヘアカラーなどで髪を染めていた場合、その髪色によっては、かなり明るい色味になります。派手になり過ぎてしまった場合、その部分のみをライトブラウンNやナチュラルブラウン系のヘナで重ね染めすることによって赤みは、目立たなくなってきます。
Q14. 首や顔などの皮膚に色が着いてしまった場合、どうしたら落とせますか?
皮膚と髪では構造が違いますので、皮膚についた色は自然に落ちます。洗顔や入浴によって1~2日で消えますが、特に気になる場合は石鹸で繰り返し洗ったりレモン水で軽くこするなどすると効果のある場合があります。
Q15. 染めたあと、髪がゴワゴワになってしまいました…。
ヘアカラー・パーマで傷んだ髪や乾燥した髪ほどヘナ施術直後のパサつきは、その作用が強くなりますが、通常数回シャンプーを繰り返すとなじんでサラサラになります。
Q16. 美容師さんからヘナの危険性を指摘されました。どうなんですか?
ヘナは化学物質が入っていたりすると、その化学物質にかぶれるという事もあるようです。 天然の物か確認する必要があります。最近は美容室でもヘナを取り扱っているところが増えてきていますヘナは髪の隙間に浸透して、髪を表面的にもカバーしてくれ、UVケアをする働きがありますので、摩擦や紫外線などの悪影響を受けにくくしたりします。
Q17. パサついた髪には、どのヘナを使用するとより効果的にトリートメントできますか?
ハーバルコンセントレーションはダメージヘア用に14種のハーブをミックスしています。色味は、オレンジブラウンよりやや明るいのですが、塗布後の放置時間を長めにとることで、よりトリートメント効果が高まります。また、どのヘナでもトリートメント効果はあります。
Q18. 使うヘナを間違えたらしく、髪が黒くなりすぎてしまいました。明るい色に染め直したいのですが…?
使い初めは色の入り方に注意を払い、濃くなり過ぎないようにすることが必要です。ヘナには脱色作用はありません。濃く染まった髪をそれより薄い色にヘナで染め替えることは出来ません。ただし髪質の明るい方、ヘアカラーなどで明るい色に染めてある髪、一度ブリーチしている髪にオレンジブラウンを使うと、今の髪色より赤味のある明るい色に染まります。
Q19. ヘナ染めをしてプールに入るのは大丈夫ですか?
個人差がありますが、ヘナをした3~5日ぐらいまでは、余分なヘナが落ちてきますので、こまめにシャンプーをしてください。基本的には問題はございませんが、ヘナ染めをした4~5日ほど、様子を見てからプールに入るようにして下さい。
Q20. 天然ヘナで染めている髪は一般で販売しているヘアカラーで染められますか?
一般のヘアカラーで染めることはできます。 ですがヘナで染色した髪は、髪にヘナの色・繊維が残ってしまう為、色が重なり染まりずらく、お好みの色を出しにくい場合が多いです。
Q21. 天然ヘナで染めるとき生え際が染まりにくいのですが、どうしたらよく染めりますか?
生え際など白髪の気になる所はヘナが乾きやすいので多めにヘナを塗り、油トリガミみたいなペーパー押さえるとヘナが乾燥せず定着してよく染まります。ティッシュや化粧用コットンでも代用できますが抑え方によってはヘナの成分と水分を吸ってしまうので、あまり吸収力のない物の方がおすすめです。
Q22. ヘナを染めたら衣類・肌や爪が染めってしまいました
肌に色がついても数日で落ちますが、使用前に生え際などにクリームを厚めに塗ると肌が染めるのを避けられます。クリームによっては髪に付いてしまうと髪が染まらない場合がありますので気を付けて塗ってください、爪は染まりやすいので手袋をすると手と爪が汚れないです。ウール、シルク、革製品の衣類等は色が定着し染まりますのでヘナの染色の際は着用しない事をオススメします。
Q23. ヘナを溶く時にダマが出来てしまいます、上手に溶く方法はありますか?
混ぜ方によってはダマ出来る場合があります、ダマの大きさにもよるのでつぶして良く混ぜて下さい、多少のダマならつぶさなくてもヘナを髪に塗っている時に自然にダマがつぶれます。
Q24. ヘナのアフターにはどんなシャンプー・トリートメンントがオススメですか?
天然ヘナ会社で出している専用のシャンプー、もしくは石鹸シャンプー・石鹸シャンプー用の酸性トリートメントがオススメです。ヘナはタンパク質に結びつき染料が付着し色が付きます。健康な髪はタンパク質が多く、石鹸シャンプーは髪本来の健康な状態を保つのに適していますが、石鹸系のシャンプーや石鹸だけですと手触り感がきしむため多少髪が扱いずらくなります。
Q25. ヘナ使用後、髪のきしみを感じます。どうしてですか?
髪のきしみは髪を傷めているのではなくヘナの収れん作用によるものです。数日後には落ち着いていきます。気になる場合は洗い流さないトリートメントやオイルなどを毛先になじませると落ち着きます。
Q26. 普通の人よりも肌が敏感な為、パッチテストをしたいのですが、やり方を教えて下さい。
極少量のヘナをぬるま湯で溶いて、二の腕の内側等に塗り、その上から絆創膏でカバーし、1~2時間、置きます。洗い流した後、48時間(2日間)様子をみます。赤み、かゆみ等の異常が出た場合のご使用は、お止め下さい。また、テストの途中でもかゆみ等、異常を感じたら直ちに洗い流し、テストを中断して下さい。